よくある質問

よくあるご質問をまとめておりますご一読ください。

柴田慶信商店にお寄せいただいているご質問から、特に頂戴しているご質問内容やご相談など取り上げました。

Q、白木のお弁当箱(又はおひつ)を使用していたら隅が黒ずんできました。
白木のお弁当箱(又はお櫃)を使用して隅が黒ずんでいるお弁当箱
A、ごはんに含まれるでんぷん質が原因で、黒ずみが生じることがございますが、こちらはごく自然な経過でございます。黒ずみを抑える唯一の方法は、ごはんのデンプン質をクレンザーもしくはクエン酸とタワシでしっかり洗い落すことです。乾燥を促すために、熱いお湯ですすぐことも有効です。
出来てしまった黒ずみは、おひつなどの厚い生地の商品でしたら削ることも可能です。お弁当箱に関しては削ることができません。一度発生した黒ずみを消すことは、残念ながらできませんが、そのままご使用いただくことに問題はありません。
黒ずみを防ぐためにも、白木のお弁当箱を毎日使うことはお勧めしておりません。クレンザーで洗った後、完全に乾燥させるには、丸一日以上置かなくてはなりませんので、一日おき、又は、二つご用意いただき、交互にお使いいただくことをお勧めしております。お使いいただいて、黒ずみがあまりにも気になるようでしたら、シバキ塗(漆)にするという方法もございます。
Q、白木のお弁当箱を使用して、卵焼き(ゆで卵)の部分が黒くなりました。

【ビフォア】白木のお弁当箱を使用した、卵焼き(ゆで卵)の黒部分

【アフター】白木のお弁当箱を使用した、卵焼き(ゆで卵)の黒部分

A、アルカリ性のものを入れると灰色に変色することがあります。気になる場合は、酢水もしくはクエン酸を溶かした水に30分ほどつけて軽くすすぎますと、変色部分が元に戻ります。
重曹もアルカリ性ですのでお手入れなどに使用しますと変色いたします。重曹のご使用はお避けください。使用してしまった場合は、同じように酢水につけた後すすぎますと元に戻ります。
Q、白木のお弁当箱に油分がしみ込んでしまいました。
A、白木製品をご使用の前には必ず使用面を水で濡らし軽く拭きとってからご使用ください。そうすることが、油分の浸み込みを防ぐことにつながります。
油分が浸み込んでしまった場合は、何度かお湯をかけますと油分が浮いてきます。また、日々のお手入れを繰り返すことで、徐々にしみ込みは薄くなっていきます。
Q、お櫃に入れたごはんが、茶色く変色しました。
お櫃に入れたごはんが、茶色く変色
A、おひつの使いはじめに茶色く(又は赤色っぽく)変色する場合がございます。これは天然杉の色素がごはんに移ってしまったことによる変色です。
2~3回使用を繰り返しますと色移りはなくなります。色素は自然の成分ですので、色が移ってもお召し上がりいただけます。どうしても避けたい場合は、使いはじめにお湯をはり、捨てる、という作業を2~3回繰り返してください。